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440    今年の年賀状について

2021年1月8日 金曜日

8年前にリタイアした直後の年賀状は500枚ほど出していたが、今年は200枚までに減った。私は、もともと年賀状は「生存確認」のつもりで、「私は、まだ生きていますよ」という意思表示として出していて、私の方が賀状を頂くと「元気に生きておられるのだ」と安心する。賀状の枚数は大幅に減ったが、その中身とバラエティはむしろ増している。特にリタイアした後に知り合った友人の中で賀状を交換させて頂いている方々は、高校・大学以来の長年の友人や40年勤めた会社仲間に匹敵するほど濃い関係にある。

それでも、最近は、「賀状を出すのは今年限りとさせて頂きます」というメッセージが書かれている賀状を頂くケースも少なくない。特に、ご自身の健康を損なっておられるなど、それぞれの事情があれば致し方ない。現実に、毎年賀状をくれていた大学時代の友人で一昨年手術した咽頭がんが、昨年再発された方からは、今年の賀状は来なかった。昨秋は、手術前に録音したご自身の声で音声合成されたメッセージを卒業50周年文集に登録されていたほど元気だったのだが、今、どんな状況にあるのか少し心配である。

また元の会社で一緒だった女性の同僚も、毎年賀状を下さっていたのに、今年の賀状は来なかった。昨年12月中旬、誕生日のお祝いメッセージを出したら、お姑さんが末期の膵臓がんで、このコロナ禍の中で入院も出来ず、テレワークの傍ら自宅で介護されていて、このまま自宅で看取りをしたいとの返事を頂いた。年末までに、いつ召されるかわからない中で、毎日介護に追われている中では、年賀状を書くに気にもならないだろう。

一方で、昨年リンパ腫を再発し、治療を続けながら経団連会長という重職を担っておられる中西宏明さんからは、今年も手書きのコメントを付した丁寧な年賀状を頂いた。大変な状況でありながら、「そんなに頑張らなくていいよ」と言ってあげたいくらいだ。中西さんは日本の経済界でデジタル時代をリードする立場にありながら、アナログの重要性をしっかりと認識されている。今、アメリカではデジタルCDが全く売れなくなった代わりに、針で再生するアナログの円盤レコードが売れまくっている。年賀状は、まさに古き良きアナログ時代の郷愁になっている。

私の妻は、今年ほど毎日年賀状が配達されるのを待っている時はなかった。どの賀状にも、何がしかコロナに関わることが書かれていて、それを読むと、こちらも身につまされる気持ちになる。「コロナ禍が終息したら、またお会いしたいですね」という文章を読んで単なる儀礼的な言葉には受け取れないからだ。本当に会いたい。ヒトは、会えない時ほど一層会いたいものだ。珍しく、妻は、私に来た年賀状も含めて、今年は何度も何度も読み返していた。

これまでは賀状に家族全員の写真など入っていると、少し鬱陶しいところもあったが、今年は全く違う。思わず、写真に写っている一人一人に見入ってしまう。滅多に人に会えない暮らしをしているからだろうか。何とも懐かしい気持ちになってくる。そして、皆、無事に過ごしている様に「良かったね」と安心する。本当は、今年こそ、全ての年賀状に家族写真を掲載して欲しいくらいだ。人に会えないからこそ、人恋しくなるものだ。

海外に住んでいる友人からは、二人の娘さんと、そのお相手とお孫さんも含めた一族全員が写っている年賀状をメールで頂いた。これも本当に頂いて嬉しかった。二人の娘さんは、アメリカ人と結婚。「大体、結婚相手を見つけることだけでも大変なのにアメリカで日本人の結婚相手を見つけるなんて至難のこと」と友人も言っていたが、まさに、その通りだと思う。ニューヨ-クに住んでいた建築家の長女は昨年出産をされたが、ニューヨ-クの感染爆発に嫌気がさして、一家で両親が住むシリコンバレーに引っ越してきたらしい。

そのカルフォルニアで、今や全米で最も激しい感染爆発が起きている。CNNでも報じていたが、カルフォルニアには既に、昨年の9月に英国由来の変異ウイルスが入ってきていたらしい。何しろ、これまで全米で流行していたCOVID-19とは比較にならない程の感染力とのこと。それでも、家族全員が笑顔なのは何とも嬉しい。きっと、一族で近くに住んでいるという安心感なのだろう。さて、今の日本で起きている感染爆発は、どうもこれまでと勢いが全然違う。日本国民の皆が、突然、気が緩んだとは思えない。ひょっとして、日本でも英国由来の変異ウイルスが流行しているのではないかと思ってしまう。

そして、今年の年賀状の、もう一つの特徴は、都会から田舎への転居である。私が住んでいる横浜市青葉区あざみ野の近所に住んでいた元の会社の同僚が、リタイアを契機に、故郷である長野県に居を写したという年賀状だった。若干年の差はあるが、若い時に会社の終業後の英語教室に一緒に通い、アメリカ勤務の時は、私がシリコンバレーで販売業務、彼はオレゴンで工場勤務だった。このコロナ禍では都会で窮屈な生活を送るより田舎でのんびりと本当の意味での豊かな生活を送るべきだと考えたのだろう。それも、オレゴンで暮らした経験から得た生活の知恵かもしれない。

昨年は、殆どコロナ禍で過ごした1年だった。それぞれの年賀状は、その1年を見事に転写している。それぞれの人生、皆が懸命に生きている。そして、それは、今年も、まだ続いている。来年の年賀状で、「大変だったね。でも、終わって良かったね」と書けるように、注意深く、丁寧に毎日を暮らそうと思う。

439   2020年を振り返って

2020年12月18日 金曜日

2011年3月11日、私は講演先の青森で東日本大震災に遭遇した。自分が生きている間に、1,000年に一度という未曾有の大災害に会ったことに大きなショックを覚え、この日記を書き始めたきっかけにもなった。来年は、この大惨事から10年を迎える。まさか、その前にCOVID-19という、14世紀のペスト大流行以来の700年ぶりの世界的パンデミックに出会うとは思わなかった。14世紀に欧州を恐怖のどん底に陥れた第二次ペストも中国大陸起源だったというから因縁も深い。発生源の中国では人口を半減させるほどの猛威だったらしい。

「COVID-19はインフルエンザと同じようなもので恐れることはない」という人もいるが、とんでもない話である。日本では、COVID-19が猛威を奮っている中でインフルエンザは殆ど発生していないし、飲食業界の人たちの話ではノロウイルスによる食中毒も全く発生していないという。それだけ、多くの人が感染予防に努めている中で、COVID-19だけ感染が拡がっているのは、その感染能力がいかに強靭かを示している。おそらく「三密」を守れば安全という神話もCOVID-19には通用しないのではないかと思われる。

ペストはヨーロッパで1348年から1420年まで70年間もの長き間に断続的に続いたので、裕福な貴族たちは感染防止のために街から離れた過疎地に「別荘」を建築した。これが「別荘」の起源だと言われている。ペストから逃れて生き残るためには、十分なお金が必要だった。それでも、イングランドやイタリアでは総人口の8割が死亡し、全滅した街や村も数多くあったという。こうなると社会構造が壊れてしまうため、もはや大金を持っていても何の役にも立たないことになった。社会は富裕層だけでは持続できないという良き教えだろう。

今日の日本では医療関係者の努力によって致死率は低く抑えられているが、格差社会の底辺で暮らしている人々は、毎日、普通に生活していくだけでも大変な状況に追い込まれている。アメリカも同様だが、COVID-19禍は、従前から存在していた課題をあぶり出している。アメリカも、日本も、COVID-19がこれだけ猛威を奮っているのに株価は高騰しており、株価から見る限り景気は十分に高揚している。この株価高騰がトリクルダウンで国民全般に恩恵をもたらしているかと言えば、はっきり言ってNOである。COVID-19は、こうした現実社会の矛盾を嘲笑っているようである。

政府は企業の倒産を、いかに防ぐかに注力しているようだが、企業は倒産しても需要が再び戻れば、いくらでも再生できる。大きな問題は、やはり個人だろう。特に、普段から困窮している人ほど、このCOVID-19禍で酷い目に遭っている。その上、女性に偏って皺寄せが起きている。こうした方々を個別に救済する方が、企業を救済するより遥かに優先順位は高いはずだ。人は、一度命を失ってしまったら、もう二度と元には戻れない。

それにしても、私自身の体験からも、今年は年初から異常なことの連続だった。実は昨年末から喉に異物が出来た感覚があった。親友が咽頭癌になったことも影響していて神経過敏になっていたのかも知れない。耳鼻科の医者に行ったら異常がないが、もっと奥を調べるなら胃カメラやCT検査を受けるべきだと進言され、年明けに、その検査を受けた。結果は、全く異常がなかったが、喉の痛みも治らない。さらに、詳細に検査して頂こうと思っているうちに、COVID-19の感染拡大が起きて、それどころではなくなった。

それで、少しでも喉に優しくしようと思い、近所のチェーン薬局に行ってマスクを買いに行ったら、店員同士で、既に都内の店舗では既に中国人観光客の買い占めで在庫が払拭していると話しているのを聞き、早速、60枚位入りのマスクを6箱買ったのが、未だに役立っている。それでも、カミさんのために小さいサイズのマスクを探しに行ったが、毎朝、薬局に行って行列に並んでも「今日は入荷なし」と言われ、うなだれて帰ることばかりだった。

その後も、全てが異常続きである。取締役会は全てオンラインに、講演会は次々と延期や中止になった。私は現在、3社の社外取締役をしているが、それぞれの会社でオンライン会議のシステムが異なりZOOM, Teams, Blue Jeans(A T &T)と、全く違うので当初は戸惑った。しかし、慣れれば、それなりについていける。それでも、やはりパソコンに付属しているカメラやマイクを使うよりも、専用のWebカメラや外付けマイク・スピーカーを使った方が品質は良いので専門家の意見を聞き高品質のものを購入した。自分が発言するとき以外は、マイクはミュートにしておく方がマナーとしては好ましいことも、今回学んだことである。

それにしても、オンライン会議はリアルより遥かに疲れる。3時間も続けていると頭痛がひどくなる。発言の機会をタイミングよく捉えるのも難しい。脇に置いたiPadで資料を見る視線とPCで会議場を見る視線が異なるのも疲れる原因かも知れない。さらに、リモート参加者の機器環境が悪く音声が聞きにくいことにもフラストレーションが溜まる。映像はボケていても気にならないが、音声が聞きづらいのは勘弁してほしい。

いわゆる会場で集客するタイプの講演会は、殆ど全て延期や中止となった。例外は、九州地区の経済同友会での講演だった。その地域では感染状況は落ち着いていて、緊急事態宣言も解かれて初めての勉強会の開催となったらしい。しかし、私が東京から参加することには不安があるというので、自宅からオンライン講演とさせて頂いた。私から送った画面をホテル会場の大スクリーンに投影して頂き、音声も中継して頂いた。こうして、受信側で、それなりのサポートをして頂ければリモート講演も全く問題なくできることもわかった。

大学での講義や企業内研修では、全く問題なく自宅からオンライン講演が出来る。2台のPCとビデオカメラさえあれば、Blackmagic社製のATEM Mini Proというビデオ編集機によって、自宅からプロ並みの講義映像を送ることができる。まさにYouTuberになったような気分である。会社をリタイアしてから身近に教えてくれる人も居ない中でも、ありがたいことにSNSで教えを乞えば親切丁寧に教えてくれる方が何人もいる。要は、やる気になりさえすれば何でもできる時代になった。

そして、今年、一番残念だったのは、20年以上も毎年続けていたシリコンバレーツアーが、とうとう途絶えてしまったことである。シリコンバレーはCOVID-19禍だけでなく、大規模な山火事にも遭遇した。いずれもテクノロジーだけでは、簡単には解決できないことばかりである。「人類は、もっと真摯に生きろ」という自然の深い教えなのだろうか。

 

438 米国大統領選に想うこと

2020年11月8日 日曜日

選挙から5日経った、今朝、ようやくバイデン候補に当確が出た。敗北を認めないトランプ大統領が、今後どう出るかという懸念もあるが、世界中が、ひとまずホットした。しかし、バイデン候補が、もっと大差をつけて勝利すると思っていたのに、この接戦は大きなショックだった。そして、トランプ大統領に投票した人が7,000万人もいたという現実は、単にバイデン勝利と安堵できないアメリカの厳しい窮状を示している。バイデンが勝利した州は、アメリカの繁栄を享受する東海岸と西海岸で、トランプが勝利した州は、繁栄から隔絶され衰退する中西部とアメリカが綺麗に二つに分断されている。

トランプ大統領が主張する「アメリカファースト」の実態は「白人ファースト」であり、「Make America Great Again」は「古き良き白人中心のアメリカに戻れ」だが、アメリカの中西部には、こういう極端な主張が大きな支持を受ける背景がある。特にラストベルトと言われる中西部の工業地帯における白人中間層の没落である。中西部に限らずアメリカ全体でも中間層における白人の平均年収は約7万ドルなのに対して、インドからの移民における中間層の平均年収は軽く10万ドルを超えている。さらに白人中間層の平均年収は、インド系に続き、台湾系、トルコ系、中国系、イラン系、日本系、フィリピン系、韓国系の年収にも劣っている。

これでは、移民を制限すべきというトランプ大統領の政策に中西部の白人たちが共鳴するのも自然な流れだろう。特に、第二次世界大戦直後に世界の工場が壊滅状態の中で、中西部で繁栄を謳歌した鉄鋼や自動車の工場では、単純な計算ですら苦手な人でも、白人でさえあれば何十人もの黒人労働者の職長になれた。こうした白人たちは、郊外に立派な家を建てて自家用車も持ち、裕福な暮らしも出来て、退職後は十分な年金で老後を幸せに暮らせた。当然のことながら、世界中が戦後の復興で立ち直ると、アメリカの製造業は競争力を失い、中西部の工業地帯は、何もかもが錆び付いたラストベルトとなった。

日本では、経済が衰退した地方から若い労働力が東京や名古屋など繁栄している大都市に移動しているが、アメリカではそれが出来ない。大都市で働くには、ある程度の高等教育を受ける必要があるが、アメリカで大学に進学するのは大変なことである。年間授業料が500万円以上するアメリカでは大学進学率は実は30%にも満たない。日本が60%、韓国が70%の大学進学率と比較するとアメリカが世界一豊かな国とは、とても思えない。それがアメリカの白人が、アジアから来る移民に比べて低い年収に甘んじている理由の一つである。

もう一つの理由は大都市の不動産価格の高騰である。ニューヨークやサンフランシスコでは、ワンルームの家賃が50万円/月もする。これは普通のアルバイトで稼いだお金ではとても払えない。だから、中西部のラストベルトに住む多くの若者は、生涯、生まれた街から出られない。地域にはまともな職がなくても、そこから出られないのだ。彼らはアメリカから出たこともないばかりか、自分の街からも出たことがない。だから、トランプが言っていることが、嘘だか本当だか全くわからない。とにかくトランプの激しい口ぶりには、自らの不満を代弁してくれているようで大きな魅力に映る。

トランプは、こうした中西部の忘れられた人々からの熱狂的な支持で大統領になった。中西部のラストベルトでは平均余命も50歳以下である。多くの若者が30代になるまでに、自殺、殺人、事故、薬物中毒、アルコール中毒で亡くなっている。こうした人々に、地球温暖化問題など訴えても頭には入らない。むしろ、彼らが、唯一の支えとなっているシェールガス産業にとって脅威となる「フラッキング禁止」をバイデン候補が主張したことは、トランプ大統領にとって絶好の追い風となった。フラッキングは地下に有害な薬物を注入することで、地下水源に依存しているアメリカの農業を将来危険に晒すなどという難しい話は彼らには全く通じない。

トランプ大統領は在任中に株価を押し上げ、失業率も大きく減少したと言われているが、アメリカの底流で暮らす白人達には何の恩恵ももたらさなかった。アメリカの失業率は失業保険の給付状況から算出しており、もともと職に就けないで失業保険にも入れなかった人の数は含まれていない。それでも、彼らは今回の大統領選挙でも、きっとトランプに一票を投じたに違いない。トランプが発する反知性主義に満ちたTwitter投稿が、アメリカのエリート達を揶揄していることに、たまらないほどの魅力に映る。

それにしても、トランプが今回の大統領選挙で7,000万票を勝ち取ったのは凄い。これまで第一位だったオバマ大統領の記録を軽く超えている。これは底流で喘ぐ白人貧困層の熱狂的な支持だけでは説明がつかない。おそらく、最近、徐々に左傾化してきた民主党を代表するバイデンには大統領になって欲しくなかったのだろう。トランプも選挙演説で「民主党は社会主義者の集まり」だと非難していたが、これは、全く嘘でもない。バイデン自身は社会主義者とはほど遠い存在だが、民主党代表選における最強の対抗馬であったサンダースの支持者を取り込むには社会主義的な政策も排除できないという事情もあっただろう。

サンダースは紛れもなく社会主義者である。かつて、アメリカでは国家反逆罪だった「社会主義者」のレッテルを貼られたサンダースが、前回のヒラリー・クリントンの時と同様にバイデンにとっても最強の対抗馬となった。大統領候補に選出された後に、サンダースを全く無視したヒラリーはサンダース支持者からは投票棄権という手痛い反撃を受けた。バイデンは、今回、その点は丁寧に対応したように見える。しかし、逆に、そのことが自由主義を標榜する民主党員の票をトランプに奪われたのかも知れない。

さて、社会主義とは全く反対の国であったアメリカにおいて、最近、ミレニアル世代やZ世代と言われる若い人たちが、どうして社会主義者のサンダースを支持するようになったのだろうか? 実は、これには、極めて深い意味があるように思えてならない。そもそも、現在のアメリカの繁栄は東海岸の金融業と西海岸のIT業によって支えられている。しかし、この金融業とIT業は、共に大きな利益を創出するが、一方で、多くの雇用は生まないので、一部の人々だけが、その繁栄を享受できる。アメリカの金融業とIT業は世界一であり、その分だけ、アメリカでは富が益々偏在し、格差は広がっていく。

加えて、最近の若い人たちは、ますます技術が進展するAI(人工知能)の脅威を肌で感じている。かつて、ロボットが工場労働者の働き口を奪ったように、AI(人工知能)は高学歴のオフィスワーカーの職を奪っていく。つまりデジタル化の進展は、労働市場における需給関係を大きく変化させる。おそらく、ミレニアル世代やZ世代の若者達は、「いくら努力しても職が見つからない」という時代が、アメリカでも、すぐそこまでやってきていると感じているのだろう。その解決策は、「自助努力」だけに迫るのではなくて、社会全体で考えて行かなければならない。バイデン新大統領の課題は、非常に大きい。