352 グローバリズムの後退

2016年12月4日

今から10年ほど前の2005年から、私は、毎年1月に、スイスのダボスで開かれる世界経済フォーラム(通称ダボス会議)に参加するようになった。それから5年間ほど通い続けて、富士通の山本社長(現会長)と交代した。私が通い始めた最初の頃は、欧米先進国の経済人たちのサロン的雰囲気で、地球環境やエネルギー問題、感染症といったグローバルレベルのリスクを、どのように回避していくかという議論が盛んに行われていた。

そもそも、ダボス会議設立の目的は、全ての国家の同意を得られない限り何も前に進めない国連に代わって、先進国の経済人が主導する形でグローバリズムを進展させていこうという趣旨であった。世界経済の成長、特に企業の成長に対しては、国境を越えて自由に交易や人の移動を可能とするグローバリズムは必須条件だったからだ。それだからこそ、ダボス会議で議論されるテーマには、必ず「グローバル」という冠がつけられていた。

最初に参加してから5年ほど経って見るとダボス会議の様子は大きく変化していった。参加者は、欧米だけでなく、中国やインド、ロシアといった新興国とアジア・アフリカからの参加が、どんどん増えていった。さらに、経済人より政治家の姿が目立つようになった。一番大きく変わったのは参加者の服装である。当初は、ノーネクタイで黒のタートルネックが主流だったのが、殆どの方が背広で参加されるように変化した。

そして政治家の参加が増えてくると、国威発揚や国益を意識する議論に変化していったように思われる。例えば、地球環境問題に関しても、アフリカの新興国の主張は「地球温暖化は先進国の犯罪による結果であり、途上国は被害者である。加害者である先進国は、途上国に対して、まず賠償として富の移転をすべきである」といった具合で、温室効果ガス削減の議論など全く出てこない。既に、5年ほど前から、ダボス会議ですら、グローバリズムからナショナリズムへ移行しようとする兆しが芽生えていた。

確かに、グローバリズムによって世界はフラットになり、それによって途上国経済は発展し、世界中の人々が等しく豊かになるという理想論もあった。しかし、多くの先進国の人々が恐れていたのは、グローバリズムによって、経済的国境がなくなると、途上国の人々の賃金が上がる分だけ、先進国の賃金が下がるという逆フラット化現象だった。そして、それは確実に進展した。むしろ、単に賃金が下がるだけではなくて職までもが奪われていき、先進国の経済的格差は以前にも増して拡大することになった。

一方、途上国側の人々から見れば確かに賃金は多少上昇したが、大局的に見ればグローバリズムは、先進国が途上国の富を収奪することを一層助長することになった。そのため途上国の国家財政は相変わらず困窮し、社会保障制度が先進国並みになることは、殆ど、望み薄になっている。一方で、途上国の一部のエリート層はグローバル化によって巨万の富を築き、先進国以上に途上国の経済的格差は広がっている。グローバリズムは、先進国と途上国の双方の国民から反感の目を持って見られることになった。

そうした中で、グローバリズムの恩恵を受けて巨万の富を築いたトランプ氏が選挙期間中にグローバリズムを真っ向から否定し、白人困窮層から絶大な支持を得て次期米国大統領に選ばれたことは皮肉としか言いようがない。多分、優秀な企業経営者だから万全のマーケッティングにより選挙戦略を立案したのだろう。トランプ次期大統領は、今後、国境を越えて自由に人や物が移動することに対して、大きな制限を加えていくだろう。アメリカ・ファーストという、恐ろしいナショナリズムの台頭である。

そして、それはアメリカだけに留まらない。英国が離脱したEUでも、同じことが起きるだろう。ドイツだけ一人勝ちで、あとは全員負けという仕組みでEUという世界第二の経済圏が持続できるわけがない。これから、負け組の代表であるフランスの大統領選挙の動向にも注目したい。ナショナリズムの台頭は、欧州だけではない。国内経済が芳しくないロシアでも、従来以上にナショナリズムは過激になっている。一般的に、ナショナリズムは経済合理性に基づく政治判断をも狂わせる。今月行われる予定の、安倍首相、プーチン大統領の会談で多くの日本国民が期待する成果を得るのは、多分、極めて厳しい。むしろ、世界情勢は、ロシアを日本の期待とは益々かけ離れた方向へと導いている。

こうした世界情勢の中でさえ、グローバリズムは、たとえ一時後退したとしても、その潮流を逆流させることは難しいだろうと思われる。人類は東アフリカで誕生し、その支配地域は、瞬く間に世界中に広がった。常に新天地を求めて移動する人類のDNAは、今も不変である。ギリシャでは、既に、多くの優秀な若者が国外に出た。中国の若者の一番の夢は「中国から出ていくこと」だという。移民に対してアレルギーが強い日本ですら、優秀な外国人の受け入れには積極的である。特に、現代アメリカの繁栄は、優秀な移民と、その2世、3世の頑張りによって築かれている。移民をやめたアメリカは間違いなく衰退するはずだ。

さらに、アメリカのショッピングセンターで買い物をすると、95%以上の商品が「Made in China」である。もはや、殆どのアメリカ人は中国製品なしでは一日も暮らせない。グローバリズムは、既に、人々の毎日の生活の中に組み込まれてしまっている。国内の経済格差をグローバリズムだけのせいにするのは余りに安易な議論である。貧富の格差が拡大している原因は、多分、グローバリズムがもたらした自由貿易や移民のせいだけではなく、技術革新も大きな要因だろうし、国内の政治や社会制度も深く関わっている。そして、グローバリズムに必要な「寛容さ」を失った世界は、間違いなく人類全体の存続すら危うくする。

351 トランプ大統領は出現するのか?

2016年11月5日

来週、11月8日に行われる米国大統領選挙。トランプ大統領出現という、本来ありえないことが起きるかもしれないという恐怖が金融市場を揺るがしている。英国のEU離脱というBrexitも大半のメディアが、ありえないと言ってきたことが見事に裏切られた。人類の歴史は、多くの人々が有りえないと思っていることが、たびたび起きていることを証明している。

1932年1月2日、ドイツでヒットラーが率いるナチは、内部分裂により勢いを失い、誰もが消滅するものと信じて疑わなかった。しかし、その30日後の1932年1月31日にヒットラーは正式な手続きを経てドイツの首相に選任された。その後、ありえないことが起きた後のドイツは狂気の歴史を刻んでいく。しかし、あのような狂気の沙汰が、ヒットラー、たった一人の力だけで出来たのだろうか? 当時の、多くのドイツ国民の気持ちが、ヒットラーの主張に寄り添っていないと、とてもできることではないように思える。

今回の米国大統領選挙も、それと全く同じであろう。そもそも、トランプ氏が共和党の正式な大統領候補になったということ自体がありえないことであった。だから、トランプ氏が米国の大統領になるということだって、ありえないことだと決めつけるわけにはいかない。日本には、社会的に地位のある方やメディアが直接語ることができないタブーが沢山あると言われている。そして、アメリカには、日本より遥かに多くのタブーがあるとも言われている。

一見、無茶苦茶な発言を繰り返すトランプ氏が、ここまで人気を博したのは、そのアメリカのタブーに果敢に踏み込んでいるからだと言われている。つまり、アメリカ社会には、建前の綺麗事で語られることとは程遠い格差と差別の実態がある。オバマ大統領の最初の選挙の時には、アメリカの弱者や若者は、息苦しい現実の打開に対してオバマ候補に大きな期待をかけた。今回の選挙戦で、彼らは民主党の予備選挙でクリントン氏と戦ったバニー・サンダース候補に期待をかけた。その彼らが、サンダース候補に勝利したクリントン候補を力強く応援するとはとても思えない。

アメリカから遠い日本に住む私たちは、今、アメリカで起きていることをアメリカ国民以上に冷静に直視し出来ている。一方、当事者であるアメリカ国民は、多くの共和党員はトランプ氏を支持するFOX-TVしか見ないし、多くの民主党員はクリントン氏を支持するCNN-TVしか見ないのだという。だから、共和党員も民主党員も、公平な立場で、両候補間で、どのような議論がなされているかが全くわかっていない。

アメリカのメディアが犯した、もう一つの大きな罪は、トランプ氏が、ここまでのし上がってくるということを想定しなかったことだという。当初、共和党内の予備選挙では十数人まで候補が拡大し、しかも、どの候補も圧倒的に優位という状況が見えなかった。その中で、メディアは、政治経験が全くない異色のトランプ候補を面白おかしく取り上げることに血道をあげた。その方が、視聴率が上がるからである。本来は、その間に、トランプ候補が、これまで生きてきた過程での多くの疑惑を詳しく調査して国民に知らしめるべきだったのに、それを怠った。

しかし、もう遅い。トランプ候補が、ここまで巨額の資産を築くまでに行ってきた多くの疑惑を丁寧に解説している時間は、もはやない。もともとアメリカの各州は、歴史的に共和党、民主党を支持する州が決まっている。大票田テキサス州は、これまでずっと共和党支持だったし、今回も、ほぼトランプ支持で決まっている。したがって、どちらに決まるかというキャスティングボードを握っているのは、両候補が拮抗する接戦州(Swing States)の戦いである。

それにしても、Swing States(揺れる州)とは面白い表現である。今日現在、このSwing Statesは次の11州である。州名の後の数字は、最初がクリントン支持率、次がトランプ支持率である。この数字を見ると、本当に接戦だということがよくわかる。Colorado(43.8 39.8),Florida(45.6 46.0),Iowa(41.2 44.0),Michigan(45.0 38.8),Nevada(46.0 44.2),North Carolina(46.6 45.6), New Hampshire(43.4 41.4), Ohio(44.2 46.4),Pennsylvania(47.6 42.4), Virginia(45.2 41.2),Wisconsin(45.4 40.2)という、これらの数字は、FBIでメール問題が再び取り上げられた、今日現在、益々トランプ氏有利に動いている。また、過去の歴史からも、Swing Statesの動向を占うにはOhio州を見るのが一番良いとも言われている。

誰が見ても、アメリカの大統領に相応しいのはトランプ候補よりクリントン候補に決まっている。しかし、同じ対比で言えば、過去には、ゴア候補はブッシュ候補に敗れた。人種間差別は一向になくならないアメリカ、格差は一層酷くなるアメリカ、中間層は益々弱体化し、貧困層が拡大するアメリカに置いて、いかに聡明なクリントン候補であっても、現状のアメリカを変えられない権力者側の立場にいると見られた時に、あり得ないことが起きる可能性は誰も否定できない。

350 光り輝やく女性たちの物語(15)

2016年10月3日

今回は、自治体業務獲得の支援サービスのコンサルタントとして、その名を轟かせている、LGブレイクスルー代表取締役、古田智子さんの物語である。智子さんは、自らの大切なノウハウを著作として世にオープンにしたベストセラー「地方自治体に営業に行こう」を出版され、その太っ腹さで、支援企業だけでなく、自治体からも、ますます高い評判を得ておられる方で、私も、富士通を卒業して、富士通総研というコンサル会社に転身した身として、智子さんは、同業者として大変尊敬する方でもある。

その智子さんが、昨年の6月剃髪されたご自身の写真をFacebookに投稿されたのには、私は大きな衝撃を受けた。もともと美しい方であるが、その写真は、神々しい美しさを表していた。表現は良くないかもしれないが、その智子さんの写真は、怪しいエロティシズムまでも醸し出しており、いわゆる病のやつれや、憐れっぽい表情など微塵も感じさせるものではなかった。その投稿に添えられていた智子さんコメントは、「乳がんを告知されてから、もうすぐ1年。やっと、生還しました。今日からFacebookを再開します」というものだった。

そうだったのか、あの無敵だった辣腕コンサルタントも、そう容易には叶わぬ事態と戦っていたのだと思わず感慨にふけった。早速、お会いしたいと思ったが、あの強気な智子さんのことである。本当は、どういう状態なのか、よくわからないので、無理をお願いするのはと、ご遠慮申し上げていた。ところが、先日、智子さんのお祖母様の墓参りということで高知の秘境、四万十川をも凌ぐ、日本一の清流である仁淀川でダイビングしている智子さんの姿を発見した。

仁淀川の清流は「仁淀ブルー」として知られ、その霊水にダイビングして潜水した智子さんの髪は、抗がん剤の副作用ですっかりダメージを受けてチリジリになっていたのが、霊水のせいで、元のさらりとした美しい髪に戻ったのだという。なんという奇跡であろうか。そのようにして智子さんが「すっかり元気になった」と確信し、ぜひお会いしたいとお願いした。この度、智子さんから快く引き受けて下さったのは、同じガン患者の戦友としても大変嬉しいことであった。

そして、智子さんにインタビューさせて頂き、私はさらに多くのことを学ばせて頂いた。やはり、あのFacebookに投稿された智子さんの剃髪された写真には深い意味があった。そこには智子さんの並々ならぬ思いが込められていたのである。2014年10月、乳がんと告知された智子さんは、外科医、抗がん剤の専門医、放射線の専門医、病理学の専門医と4人の高名な医師からセカンドオピニオンを得て、外科手術、抗がん剤、放射線治療の3点セットで万全の治療を受けることにした。

そこでも、智子さんは、治療の副作用や頭髪が抜けることを懸念して、万全な治療を受けることに躊躇する女性が多くいることに衝撃を受けた。特に、髪は女性の命として大切にされていて、そう簡単には諦められないことも知った。智子さんは、そうした女性たちに、たとえ髪を全て失っても、こんなに綺麗でいられるのだということを自身の姿で訴えたかったのだという。この写真は、確かに、その主張を見事に訴求していた。

手術の日が決定したので、クライアントにご迷惑がかかってはいけないと、事前にリスケジュールをお願いに行った時に、智子さんはクライアントの発言にさらに大きな衝撃を受けた。「それでは、これまでの契約を解除させていただきます。大変なことになりましたね、お大事になさって下さい」と、まるで智子さんが不治の病になり、余命いくばくもない運命に心から同情するという対応だったのだ。

一般社会のガンという病気に対する対応は、そういうものなのだということを智子さんは、そこで初めて知った。自分は、仕事を断られただけだから、まだ良い方で、世の中には、乳がんになったというだけで離婚される女性も少なくないのだという。なんという理不尽さなのだろうか。そうした実態を知り、智子さんは、ビーシーアンドミーというNPOを立ち上げた。(BCは乳がんの意味)

これまで、乳がん患者同士のつながりを促すNPOは数多くあるが、智子さんが立ち上げたNPOは乳がん患者とは無関係の方々に乳がんの実態をよく知ってもらうための活動を支援するものであった。智子さんが私に熱く訴えたのは、乳がんは全てのガンの中で特別なガンなのだという。乳がん以外のガンは、高齢になるほどかかりやすいのに、乳がんだけは30代から40代がピークであり、50代以降は減少傾向にある。乳がんが、女性の働き盛り、育児の盛りに最も発生しやすいガンであることこそが大きな問題なのだという。

だからこそ、初期段階で早く見つけること、副作用など気にしないで完全な治療を受けることを前提とすれば、乳がんは決して致命的な疾患ではないのだということを世の中の雇用者や夫に知ってもらいたい。智子さんが立ち上げたNPOは、乳がんになった女性に対して、正しい知識を持って優しく、その社会復帰を応援してもらいたいという主旨があった。もう一つは、他のガンと違い、乳がんだけは若い人がなるガンであるからこそ、女性が30代という早い時期からきちんと検診を受け、早い段階で発見できるような体制、職場の雰囲気作りをしてもらいたいという願いであった。

さて、こうした卓越した人柄の智子さんは、一体、どのように育ったのだろうか。1965年に東京都で生まれた智子さんは大手商事会社に勤務する父親と一緒に4歳から小学校5年生までインドのニューデリーで暮らした。現地では日本人学校に通っていたが、それでも日本のように肩苦しい授業ではなくて自由闊達な教育を受けて育つこととなった。インドでの生活の中で一番印象に残っているのは、ムガール帝国の皇帝が愛妻のために建てた、あの壮麗な建物タージ・マハールだった。智子さんは、その時、将来は建築家になりたいと思ったのである。

日本に帰国した智子さんは、慶応大学中等部に入学、絵が大好きで美術部に所属した。慶應義塾女子高校から慶応大学に進学した。大学2年生になる時、お父上がユーゴスラビア支店長として赴任するのをきっかけに大学を休学し、共産圏の国の事情を体験したいと現地生活を送り、日本から訪問するお父上の顧客を接待したり、現地レストランでアルバイトをしたりした。

大学を卒業した智子さんは、大手百貨店に就職した。日本がバブルの時代、智子さんは高級雑貨売り場で高額のバッグをバリバリ販売し、その業績を求められて2年目には売り場の統括に昇進した。そうした中で、人生がうまく行きだすと、果たして、自分の人生は、これで良いのかという疑問も首をもたげてきた。インドで感動したタージ・マハールの姿が思い出され、とうとう智子さんは、百貨店を辞めて建築の専門学校に通うことになった。しかし、95年に建築の専門学校を卒業した時には、日本はとっくにバブルが弾けていて、とりわけ建築業界は厳しい状況にあり30歳の独身女性を雇ってくれるところは皆無だった。

それでも、50社以上を回って、ようやく最終面接に残った1社も、結局不採用だったが、採用担当があまりに哀れに思ったのか「あなたのような根性のある人は初めて見た。先輩の会社に紹介しようと、ある建設コンサルタント会社を紹介してくれた。その会社でアルバイトとして働き始めて、夜昼を問わずバリバリ働いた結果、半年で正社員として採用された。地方公共団体向けの建設商談の仕事というのは、元来男社会であり、毎日、怒鳴られながら、夜討ち朝駆けという過酷な仕事をこなしていった。そして、98年に上司がスピンアウトしたベンチャー系シンクタンクに同行し、7名の社員が30名の大世帯になるまで、夜昼を問わず働いた。

そうした努力と実績が業界でも知られるところになり、ヘッドハンターから誘いがかかり、7年後の2005年には、官公庁向け知的専門集団に転職した。こうして、あしかけ18年のコンサルタント経験から得た経験に基づいて独自の営業スタイルを確立したので、智子さんは、2012年に株式会社LGブレイクスルーを立ち上げた。LGはLocal Government(地方政府)の意味である。この会社は、単に地方自治体向けビジネス提案の支援だけでなく、顧客の顧客である地方自治体が豊かになり、地域活性化に貢献できることを目的としている。まさに、地方創生こそが智子さんのビジネスの大義である。

智子さんは、最近、コンサルの仕事を通じて思うところがある。それは、どうして世の中が公務員のバッシングをして憂さ晴らしをするのだろうかということである。智子さんが仕事で付き合っている多くの公務員の方々は、皆、私欲をそっちのけにして大義に基づいて仕事をしているのに、世間は、どうしてバッシングして喜んでいるのだろうか。もっと真面目に働いている人を褒めて、彼らのモチベーションを高めるようにしないと勿体ないというのである。智子さんは、「自治体職員 勝手に応援組」というフェイスブックページを立ち上げ、頑張る地方公務員を応援して元気づけようと意気込んでいる。

乳がんという病にもめげず、むしろ、それを梃子として世直しを目指す、地域活性化コンサルタントである古田智子さんは、日本を代表する光り輝く女性の一人である。私も、及ばずながら、これからも智子さんを精一杯応援をしていきたい。